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高齢の親に非常食を用意するときは、保存期間の長さだけで選ばない方がよいです。
硬くて食べにくい、味が濃い、飲み込みにくい、持病や食事制限に合わない。こうした理由で、せっかく用意した非常食が使いにくい場合があります。
この記事では、高齢の親に用意したい非常食を、食べやすさ、備蓄量、持病や薬、ローリングストック、購入前の注意点に分けて整理します。
高齢の親の防災グッズ全体を見直したい場合は、高齢の親に用意したい防災グッズも参考にしてください。
30秒でわかる結論
高齢の親の非常食は、本人が食べられるか、飲み込みやすいか、普段の食事に近いかを優先して選びます。
| 種類 | 候補 | 注意点 |
|---|---|---|
| 主食 | おかゆ、レトルトご飯、アルファ米 | 水やお湯が必要なものもある |
| 主菜 | 魚の缶詰、やわらかい惣菜、レトルト食品 | 塩分や硬さを確認 |
| 汁物 | スープ、みそ汁、フリーズドライ | お湯が必要な場合が多い |
| 補助食品 | ゼリー飲料、栄養補助食品 | 食事の代わりにしすぎない |
| 普段の食品 | 食べ慣れた缶詰、レトルト、飲み物 | 期限管理が必要 |
嚥下、持病、服薬、食事制限、アレルギーがある場合は、家族だけで判断せず、医師、薬剤師、管理栄養士、介護職などに確認してください。
非常食全体を比較したい場合はこちらです。
高齢の親の非常食で大切なこと
高齢の親の非常食では、次の点を確認します。
- 普段から食べ慣れているか
- 硬すぎないか
- 飲み込みにくくないか
- 味が濃すぎないか
- 食事制限に合うか
- 薬を飲むための水があるか
- 開けやすい包装か
- 温めなくても食べられるものがあるか
非常食は、保存できることだけでなく、本人が実際に食べられることが大切です。
一度に大量購入するより、少量を試し、普段の食事で食べられるか確認してから増やす方が安全です。
何日分必要か
非常食は、最低3日分、できれば1週間分を目安に考えます。
| 人数 | 3日分の主食目安 | 7日分の主食目安 |
|---|---|---|
| 1人 | 9食 | 21食 |
| 2人 | 18食 | 42食 |
これは1日3食で単純計算した目安です。
高齢の親の場合、1食の量が少ないこともありますが、間食、栄養補助食品、薬を飲む水、温かい汁物が必要になることもあります。
備蓄量の考え方はこちらです。
食べやすい主食
高齢の親には、やわらかく食べやすい主食を混ぜておきたいです。
候補:
- レトルト粥
- パックご飯
- アルファ米
- やわらかいごはん
- 雑炊
- スープごはん
アルファ米は長期保存しやすい一方で、水やお湯を入れて待つ必要があります。
親本人が作れるか、説明を読めるか、袋を開けられるかも確認しましょう。
アルファ米の候補はこちらです。
アルファー食品 備えて安心 お米の12食セットは防災用に向く?
主菜と副菜
主食だけでは、食事の満足感が下がりやすいです。
用意しやすいもの:
- 魚の缶詰
- やわらかい煮物パック
- 豆の惣菜
- レトルトおかず
- 野菜ジュース
- スープ
- フリーズドライのみそ汁
ただし、塩分、硬さ、脂っこさは確認が必要です。
持病や食事制限がある場合は、医師や管理栄養士に相談してください。
ローリングストックで続ける
高齢の親には、普段食べている食品を少し多めに置くローリングストックが向いています。
候補:
- 普段食べるレトルト粥
- 缶詰
- スープ
- 常温保存できる惣菜
- ゼリー飲料
- 栄養補助食品
- 飲み慣れた飲料
長期保存食を送るだけだと、食べ方が分からない、置き場所を忘れる、期限が切れることがあります。
普段から食べているものを少し多めに置き、食べた分を買い足す形にすると続けやすいです。
薬・水・トイレも一緒に考える
非常食だけでなく、薬を飲むための水や、トイレの備えも必要です。
確認したいこと:
- 飲料水は足りるか
- 薬を飲むタイミングを家族が把握しているか
- お薬手帳のコピーがあるか
- 簡易トイレは何回分あるか
- 夜間のライトはあるか
保存水はこちらです。
簡易トイレはこちらです。
買う前に確認したいこと
高齢の親向けに非常食を買う前に、以下を確認しましょう。
- 本人が食べられる硬さか
- 飲み込みにくくないか
- 味が濃すぎないか
- 塩分や糖分は問題ないか
- アレルギー表示を確認したか
- 水やお湯が必要か
- 開封しやすいか
- 価格、在庫、送料、キャンペーン、賞味期限
医療、介護、服薬、嚥下に関わる部分は、この記事だけで判断しないでください。
まとめ
高齢の親に用意する非常食は、長期保存できることだけでなく、本人が食べられることが大切です。
やわらかい主食、食べ慣れたレトルト、缶詰、スープ、栄養補助食品などを組み合わせましょう。
持病、服薬、嚥下、食事制限がある場合は、医師、薬剤師、管理栄養士、介護職に確認してください。
非常食全体を比較したい場合はこちらです。
高齢の親の防災グッズ全体はこちらです。

