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防災グッズをそろえるとき、後回しにされやすいのが簡易トイレです。
水や非常食は思い浮かびやすい一方で、断水時や排水管の損傷時に「家のトイレが使えないかもしれない」というところまで考えるのは、少し面倒に感じるかもしれません。
ただ、簡易トイレは家庭防災の中でもかなり優先度が高い備えです。マンション暮らし、子育て家庭、高齢の親がいる家庭では、食料や水と同じくらい早めに確認しておきたい部分です。
この記事では、防災用簡易トイレを「必要回数」「本体の有無」「家族構成」「保管しやすさ」で比較します。
必要回数だけを先に確認したい場合は、簡易トイレは何回分必要?で家族人数別に整理しています。STOOLEの商品を個別に見たい場合は、STOOLE簡易トイレは防災用に向く?も参考にしてください。
30秒でわかる結論
防災用簡易トイレは、まず1人35回分を目安に考えると分かりやすいです。
経済産業省は、災害時トイレの備蓄について1人あたり35回分、7日分を目安として案内しています。首相官邸の防災情報でも、大規模災害時には1週間分の備蓄が望ましいとされています。
家族人数別に見ると、目安は以下です。
| 家族人数 | 7日分の目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| 1人 | 35回分 | 50回セットがあると余裕を見やすい |
| 2人 | 70回分 | 50回では不足しやすい |
| 3人 | 105回分 | 100回前後を基準に追加を考える |
| 4人 | 140回分 | 100回だけでは7日分に届きにくい |
迷ったら、まずは凝固剤・排便袋の回数を確保しましょう。
そのうえで、子どもや高齢の親がいる家庭では、座って使いやすい本体型の簡易トイレも候補になります。
屋外や避難所、車中泊、目隠しが気になる場面まで考えるなら、簡易トイレテントも検討できます。
回数の目安で迷う場合は、簡易トイレは何回分必要?を先に確認すると、50回・100回・追加備蓄の判断がしやすくなります。
防災用簡易トイレの比較表
価格は販売店や時期で変わるため、ここでは固定価格ではなく、用途・回数・向いている家庭で比較します。
| 商品・タイプ | 主な役割 | 回数 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| STOOLE 非常用トイレ | 凝固剤・排便袋の備蓄 | 10回、50回、100回、120回など | まず必要回数を確保したい家庭 | 本体は別。家庭人数に合わせて回数確認が必要。詳しくはSTOOLE簡易トイレは防災用に向く?も参照 |
| STOOLE 簡易トイレ | 座って使う本体型 | 本体中心 | 子ども、高齢者、座りやすさ重視 | 凝固剤・排便袋は追加備蓄が必要 |
| STOOLE Step 簡易トイレ | 踏み台兼用の本体型 | 付属5回分 | 普段使いもしたい家庭、コンパクト重視 | 付属分だけでは家族備蓄として少ない |
| STOOLE 簡易トイレテント | 目隠し・屋外利用 | 回数なし | 屋外、避難所、車中泊も考える家庭 | 在宅避難だけなら優先度は下がる |
上記は記事作成時点で確認できた公式情報をもとに整理しています。購入前には、必ず公式サイトや販売ページで最新の仕様・セット内容をご確認ください。
まず決めるべきは「何回分必要か」
簡易トイレ選びで最初に見るべきなのは、価格や本体の形ではなく、何回分を備えるかです。
本体型の簡易トイレを1台買っても、凝固剤や排便袋が足りなければ、災害時に使い続けることはできません。
家庭用の備蓄では、以下のように計算すると考えやすいです。
必要回数 = 家族人数 × 1日5回 × 7日分
| 家族構成 | 7日分の目安 | 50回セットで足りるか | 100回セットで足りるか |
|---|---|---|---|
| 1人暮らし | 35回分 | 余裕を見やすい | かなり余裕あり |
| 夫婦2人 | 70回分 | 不足しやすい | 余裕を見やすい |
| 親子3人 | 105回分 | 不足 | 少し不足しやすい |
| 4人家族 | 140回分 | 不足 | 不足しやすい |
もちろん、実際の回数には個人差があります。小さな子ども、高齢者、体調不良の人がいる場合は、少し余裕を見ておくと安心です。
計算の考え方をもう少し詳しく確認したい場合は、簡易トイレは何回分必要?で、1人・2人・3人・4人家族の目安を整理しています。
簡易トイレの種類と選び方
凝固剤・排便袋タイプ
凝固剤・排便袋タイプは、自宅の便器や簡易トイレ本体に袋をかぶせて使うタイプです。
マンション暮らしや在宅避難では、まずこのタイプの回数を確保するのが現実的です。
マンションでは断水だけでなく、排水管の損傷確認が済むまでトイレを流さない判断が必要になる場合もあります。停電や断水を含めた備えは、マンション停電対策グッズもあわせて確認してください。
マンションで簡易トイレを優先したい理由は、マンション防災で簡易トイレが必要な理由でも詳しく整理しています。
水が流れなくても、排泄物を袋の中で固めて処理しやすくできます。ただし、使用後の保管場所やゴミ出し方法は、自治体の案内に従う必要があります。
向いている人:
- まず必要回数を確保したい人
- マンションで保管場所を取りたくない人
- 自宅の便器を使う想定の人
- 家族人数に合わせて追加しやすいものを選びたい人
向いていない人:
- 便座がない場所でも使いたい人
- 子どもや高齢者が座る場所を別で用意したい人
- 屋外や車内で使う可能性が高い人
本体型の簡易トイレ
本体型の簡易トイレは、座る場所を確保できるのがメリットです。
子どもや高齢の親がいる家庭では、「袋だけ用意してある」よりも、実際に座れる形がある方が使いやすい場合があります。
ただし、本体を買うだけでは回数は足りません。凝固剤・排便袋を必要回数分追加する前提で考えましょう。
向いている人:
- 子どもがいる家庭
- 高齢の親の防災が気になる人
- しゃがむ姿勢がつらい人がいる家庭
- 自宅トイレが使えない場合も想定したい人
向いていない人:
- 収納場所をできるだけ小さくしたい人
- まず最低限の回数だけ備えたい人
- 自宅の便器に袋をかぶせて使う想定で十分な人
テント・目隠しタイプ
簡易トイレテントは、屋外や避難所、車中泊などで目隠しが必要なときに役立つ可能性があります。
一方で、在宅避難だけを想定する家庭では、最初に買うべきものとは限りません。
まずは凝固剤・排便袋の回数を確保し、次に本体、その後に必要ならテントという順番で考えると無理がありません。
向いている人:
- 車中泊も想定している人
- 屋外での利用可能性がある人
- 避難所での目隠しが気になる人
- トイレ以外の着替えスペースも考えたい人
向いていない人:
- 在宅避難だけを想定している人
- 保管スペースに余裕がない人
- まず必要回数の確保が済んでいない人
STOOLE 非常用トイレ
STOOLE 非常用トイレは、凝固剤と排便袋を備えるための商品です。
公式ページでは、10回、50回、100回、120回などの内容量が確認できます。凝固剤と排便袋が個包装とされており、家族人数に合わせて回数を選びやすいのが特徴です。
防災用としてまず確認したいのは、このタイプです。
本体型の簡易トイレがなくても、自宅の便器に袋をかぶせて使う想定なら、まず回数を確保できます。
良い点
- 家族人数に合わせて回数を選びやすい
- 本体型より保管場所を取りにくい
- マンションの在宅避難と相性がよい
- 追加購入しやすい
注意点
- 本体や便座は付属しない
- 100回でも4人家族の7日分には届きにくい
- 使用後の保管、処分方法を事前に確認する必要がある
- 在庫や内容量は販売ページで確認が必要
向いている人
- まずトイレ回数を確保したい家庭
- マンション暮らしの家庭
- 夫婦、子育て家庭、高齢の親の備蓄をまとめて考えたい人
向いていない人
- 便座型の本体も一緒に欲しい人
- 屋外や車内で単体利用したい人
STOOLE 簡易トイレ
STOOLE 簡易トイレは、座って使える本体型の簡易トイレです。
公式ページでは、トイレとしてだけでなく、イス、収納BOX、踏み台、ゴミ箱としても使える1台5役のポータブルトイレとして紹介されています。
普段から防災用品を収納したり、アウトドアで使ったりしながら備えたい家庭に向いています。
良い点
- 座って使えるため、子どもや高齢者に使いやすい場合がある
- 普段は収納BOXやイスとして使える
- 防災用品を入れておけば、保管場所をまとめやすい
- 自宅トイレが使えない場合の選択肢になる
注意点
- 本体だけでは回数分の備蓄にならない
- 凝固剤・排便袋を別で必要回数分用意する必要がある
- 収納場所は凝固剤タイプより必要
- サイズや色、価格は販売ページで確認が必要
向いている人
- 子どもや高齢の親がいる家庭
- 座りやすさを重視したい人
- 防災用品をまとめて収納したい人
- 普段使いもできる防災グッズを選びたい人
向いていない人
- 最小スペースで備蓄したい人
- まず回数だけを確保したい人
- 本体を置く場所がない人
STOOLE Step 簡易トイレ
STOOLE Step 簡易トイレは、踏み台としても使える本体型の簡易トイレです。
公式ページでは、ポリプロピレン製で、耐荷重量150kgの記載があります。セット内容として、トイレ本体、フタ、排便袋5枚、凝固剤5個、専用ポーチが案内されています。
防災専用としてしまい込むより、普段から踏み台として使いながら備えたい家庭に向いています。
良い点
- 普段は踏み台として使える
- 付属品として排便袋と凝固剤が5回分ある
- 本体型の中ではコンパクトに考えやすい
- アウトドアや車での利用も検討しやすい
注意点
- 付属の5回分だけでは家族の防災備蓄として足りない
- 家族用には非常用トイレセットの追加が必要
- サイズ選びは用途に合わせて確認する必要がある
- 踏み台利用とトイレ利用を同じ家庭内でどう管理するか考えておきたい
向いている人
- 普段使いできる防災グッズを選びたい人
- 子どもの踏み台として使う場面がある家庭
- 車やアウトドアでも使いたい人
- コンパクトな本体型を探している人
向いていない人
- 付属品だけで備蓄を完結させたい人
- 大人数分のトイレ回数を一度に確保したい人
- 普段使いと災害用を分けて保管したい人
STOOLE 簡易トイレテント
STOOLE 簡易トイレテントは、目隠し用の1人用テントとして使う商品です。
簡易トイレ本体や非常用トイレと組み合わせることで、屋外、避難所、車中泊などでプライバシーを確保しやすくなります。
ただし、在宅避難だけを考えるなら、優先順位は凝固剤・排便袋より下です。
良い点
- 屋外や車中泊で目隠しに使いやすい
- 避難所での着替えスペースとしても検討できる
- 簡易トイレ本体と組み合わせやすい
注意点
- テントだけではトイレとして使えない
- 本体や凝固剤・排便袋は別で必要
- 室内の在宅避難だけなら不要な場合がある
- 保管スペースを確認してから選びたい
向いている人
- 車中泊や屋外避難も想定する人
- 避難所での目隠しが気になる人
- トイレだけでなく着替えスペースも考えたい人
向いていない人
- まず必要回数を確保できていない人
- 室内利用だけを想定している人
- 保管スペースが限られる人
家族構成別の選び方
1人暮らし
1人暮らしなら、まず35回分を目安にします。
50回分があれば、7日分に少し余裕を見やすくなります。収納場所を抑えたい場合は、凝固剤・排便袋タイプを優先すると始めやすいです。
夫婦2人
夫婦2人なら、70回分が7日分の目安です。
50回分では不足しやすいため、100回前後を基準に考えると余裕を見やすくなります。
高齢の親の分も一緒に備えるなら、別世帯分として回数を分けて管理すると分かりやすいです。
子育て家庭
子育て家庭では、回数だけでなく、子どもが使えるかも大切です。
小さな子どもは、非常時にいつもと違うトイレを怖がることがあります。座れる本体型を用意しておくと、使い方を事前に確認しやすいです。
ただし、本体型を買っても、凝固剤・排便袋の回数が足りなければ意味が薄くなります。まず家族人数分の回数を確認しましょう。
マンション暮らし
マンションでは、断水だけでなく排水管の損傷や使用制限も想定したいところです。
水が出ても、排水に問題がある場合はトイレを流せないことがあります。管理組合や自治体の案内が出るまでは、無理に流さない判断が必要になる場合もあります。
マンション暮らしでは、凝固剤・排便袋を中心に備え、本体型は家族の使いやすさに応じて追加する考え方が向いています。
マンション特有のトイレ対策を先に確認したい場合は、マンション防災で簡易トイレが必要な理由も参考になります。
高齢の親の防災
高齢の親には、しゃがまず座れる本体型の簡易トイレを検討しやすいです。
ただし、置き場所、組み立てやすさ、袋の取り付けやすさ、使用後の処理まで一緒に確認しておく必要があります。
本人だけで管理するのが難しい場合は、凝固剤・排便袋を分かりやすく小分けにしておくと安心です。
良い口コミ傾向
簡易トイレや非常用トイレの口コミでは、以下のような傾向が見られます。
- 備えておくと断水時の不安が減る
- 凝固剤と袋がセットだと分かりやすい
- 本体型は座れるので使う場面を想像しやすい
- 普段使いできる商品はしまい込まずに済む
- コンパクトなものはマンションでも保管しやすい
口コミは使用環境や家族構成によって感じ方が変わります。この記事では、個別の口コミを断定的な評価ではなく、傾向として扱います。
気になる口コミ傾向
一方で、気になる点としては以下の傾向もあります。
- 思ったより回数が必要だと感じる
- 本体だけ買っても凝固剤が足りない
- 使用後の袋の保管場所に悩む
- 子どもや高齢者が実際に使えるか不安
- テントは必要な家庭と不要な家庭が分かれる
購入前には、家族人数、使う場所、保管場所、使用後の処理方法を確認しておきましょう。
購入前の注意点
注意: 簡易トイレは、災害時の衛生状態や安心を保証するものではありません。断水時の備えの一部として考え、自治体の案内や住まいの状況に合わせて使い方を確認しておきましょう。
購入前に確認したいポイントは以下です。
- 何回分入っているか
- 家族人数に対して足りるか
- 凝固剤と排便袋がセットか
- 処理袋が付いているか
- 本体型の場合、座りやすさや安定感はどうか
- 子どもや高齢者が使えるか
- 自宅の便器に使えるか
- 保管場所を確保できるか
- 使用後の袋を一時保管できるか
- 自治体のゴミ出しルールを確認できるか
向いている人・向いていない人
凝固剤・排便袋タイプが向いている人
- まず必要回数を確保したい人
- マンション暮らしの人
- 収納場所を抑えたい人
- 家族人数に合わせて追加したい人
凝固剤・排便袋タイプが向いていない人
- 便座がない場所でも使いたい人
- 子どもや高齢者の座りやすさを重視したい人
- 屋外利用を中心に考えている人
本体型の簡易トイレが向いている人
- 子どもがいる家庭
- 高齢の親の防災が気になる人
- 座って使える形を用意したい人
- 普段使いできる防災グッズを選びたい人
本体型の簡易トイレが向いていない人
- 収納スペースがほとんどない人
- まず回数だけを優先したい人
- 自宅便器に袋をかぶせる使い方で十分な人
簡易トイレテントが向いている人
- 屋外や車中泊も想定する人
- 避難所での目隠しが気になる人
- 着替えスペースも兼ねたい人
簡易トイレテントが向いていない人
- 在宅避難だけを想定している人
- まだ凝固剤・排便袋の回数を確保していない人
- 保管スペースが限られる人
価格・在庫・キャンペーン変動の注釈
価格、在庫、送料、キャンペーン、セット内容は変動します。購入前には、公式サイトや販売ページで最新情報を確認してください。
FAQ
防災用簡易トイレは何回分必要ですか?
目安としては、1人35回分を基準に考えると分かりやすいです。
経済産業省は1人あたり35回分、7日分の災害時トイレ備蓄を案内しています。家族人数に合わせて、人数×35回分で計算しましょう。
4人家族なら100回分で足りますか?
7日分で考えると、4人家族は140回分が目安です。
100回分では7日分には届きにくいため、追加分も検討しましょう。ただし、必要回数には個人差があります。
簡易トイレ本体は必要ですか?
必ず必要とは限りません。
自宅の便器に袋をかぶせて使う想定なら、凝固剤・排便袋を優先する方法もあります。子どもや高齢者がいる家庭、トイレ以外の場所でも使う可能性がある家庭では、本体型も候補になります。
マンションでは簡易トイレが必要ですか?
必要性は高いです。
断水時だけでなく、排水管の損傷や使用制限でトイレを流せない場合があります。マンション暮らしでは、凝固剤・排便袋を優先して備えておくと考えやすいです。
詳しくはマンション防災で簡易トイレが必要な理由でも整理しています。
凝固剤だけ買えば大丈夫ですか?
凝固剤だけでは不十分な場合があります。
排便袋、処理袋、防臭袋、手袋、トイレットペーパー、ウェットティッシュなども必要になることがあります。セット内容を確認しましょう。
使用後の簡易トイレはどう処分しますか?
自治体の案内に従います。
災害時は通常時と処分方法が変わる場合があります。購入前に、自治体の防災ページやゴミ出しルールも確認しておくと安心です。
子どもがいる家庭はどれを選ぶとよいですか?
まず家族人数分の回数を確保し、そのうえで座って使える本体型を検討すると考えやすいです。
非常時に初めて使うと戸惑うことがあるため、届いたら使い方を家族で確認しておきましょう。
高齢の親にはどのタイプが向いていますか?
しゃがむ姿勢がつらい場合は、座って使える本体型が候補になります。
ただし、本体だけでなく、凝固剤・排便袋の回数、処理しやすさ、保管場所も一緒に確認しましょう。
まとめ
防災用簡易トイレは、まず必要回数から考えるのが失敗しにくいです。
目安は1人35回分。2人なら70回分、3人なら105回分、4人なら140回分を基準にすると、どれくらい必要か判断しやすくなります。
マンション暮らしや在宅避難では、まず凝固剤・排便袋タイプを優先。
子どもや高齢の親がいる家庭では、座って使える本体型の簡易トイレも候補。
屋外や避難所、車中泊も考えるなら、簡易トイレテントを追加で検討する流れがおすすめです。
防災セットとあわせて備えたい場合は、以下の記事も参考にしてください。
防災セットを買うか、自分で揃えるか迷っている場合はこちらも参考になります。

