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停電対策を考えると、すぐにポータブル電源や発電機を思い浮かべる人もいます。
ただ、家庭の停電対策では、まず暗さ、スマホ充電、情報収集、暑さ寒さ、食事、トイレを分けて考えることが大切です。
いきなり大きな電源を買うより、LEDランタン、モバイルバッテリー、予備電池、保存水、非常食、簡易トイレをそろえる方が優先になる家庭もあります。
この記事では、停電時にあると助かるものを優先順位別に整理し、ポータブル電源を検討した方がよい家庭、買う前の注意点もまとめます。
マンション停電に絞って確認したい場合は、マンション停電対策グッズも参考にしてください。
30秒でわかる結論
停電時にまず備えたいものは、以下です。
| 優先度 | あると助かるもの | 目的 |
|---|---|---|
| 1 | LEDランタン | 部屋全体を照らす |
| 2 | 懐中電灯・ヘッドライト | 移動や作業に使う |
| 3 | モバイルバッテリー | スマホ充電を確保する |
| 4 | 予備電池・充電ケーブル | ライトやラジオを使い続ける |
| 5 | 携帯ラジオ | 通信不安定時の情報収集 |
| 6 | 保存水・非常食 | 調理しにくい状況に備える |
| 7 | 簡易トイレ | 断水や排水制限に備える |
| 8 | 必要に応じてポータブル電源 | 家電や複数台充電に備える |
ポータブル電源は便利ですが、最初に必ず買うものではありません。
まずはライト、充電、水、食料、トイレを確認し、そのうえで必要な家庭だけ検討しましょう。
ポータブル電源が必要か迷う場合はこちらです。
停電時に困ることを分ける
停電時の困りごとは、電気が消えるだけではありません。
家庭では、次のような問題が重なります。
- 夜に部屋が暗い
- スマホの充電が減る
- テレビやWi-Fiが使えない
- 冷蔵庫の中身が心配になる
- 夏は暑さ、冬は寒さがつらい
- 電子レンジや電気ケトルが使えない
- マンションでは給水ポンプやエレベーターに影響する場合がある
- 断水や排水制限が起きる場合がある
首相官邸の地震への備えでも、大都市で地震が起きると停電、都市ガスの停止、水道の断水が起こり、復旧まで時間がかかる場合があるとされています。
そのため、停電対策は「電気だけ」ではなく、水、食料、トイレ、情報収集までまとめて考える必要があります。
照明はランタンと懐中電灯を分ける
停電時の照明は、1種類だけでは足りないことがあります。
用意したい照明:
- LEDランタン
- 懐中電灯
- ヘッドライト
- 足元灯
- 予備電池
LEDランタンは、リビングや寝室を広く照らすのに向いています。
懐中電灯は、廊下、玄関、トイレ、ブレーカー確認など、移動や一点照らしに向いています。
ヘッドライトは、両手を空けたいときに便利です。子どもの世話、簡易トイレの準備、荷物整理などで使いやすくなります。
注意したいのは、スマホライトに頼りすぎないことです。
スマホは連絡と情報収集にも使うため、ライトとして長時間使うとバッテリーを消耗します。
スマホ充電は家族人数分で考える
停電時のスマホは、連絡、安否確認、災害情報、ライト、決済、地図などに使います。
まず用意したいもの:
- モバイルバッテリー
- 充電ケーブル
- 乾電池式充電器
- 予備の乾電池
- 車載充電器
- 必要に応じてソーラーパネル
家族全員がスマホを持っている場合、モバイルバッテリー1台では足りないことがあります。
「スマホ1台を何回充電したいか」よりも、「家族全員が最低限連絡できる状態を保てるか」で考えると現実的です。
モバイルバッテリーも自然放電します。普段使いしながら、月1回ほど充電状態を確認しておきましょう。
情報収集はスマホ以外も用意する
災害時は、スマホだけに頼ると不安が残ります。
通信が混雑したり、基地局や自宅のWi-Fiに影響が出たり、充電を節約したい場面があるためです。
用意したいもの:
- 携帯ラジオ
- 予備電池
- 自治体の防災アプリ
- ハザードマップの保存
- 家族の連絡先メモ
- 集合場所メモ
ラジオは、スマホのバッテリーを温存しながら情報を得る手段になります。
また、家族が別々の場所にいるときの連絡方法も決めておきましょう。
暑さ対策・寒さ対策
停電が夏や冬に起きると、暑さ寒さの対策も重要になります。
夏の停電対策
- うちわ
- 扇子
- 冷感タオル
- 常温保存できる飲み物
- 経口補水系の飲料
- 充電式扇風機
- 窓を安全に開ける方法
夏は水分補給が重要です。
ただし、持病や水分制限がある場合は、医師の指示に従ってください。
冬の停電対策
- 毛布
- アルミブランケット
- 使い捨てカイロ
- 厚手の靴下
- 手袋
- 湯たんぽ
- 電気を使わない防寒具
冬は、電気毛布や暖房器具が使えない場合を考え、電気を使わない防寒具も用意しましょう。
ポータブル電源で電気毛布を使いたい場合は、消費電力と使用時間の確認が必要です。
冷蔵庫と食品の考え方
停電時に不安になりやすいのが冷蔵庫です。
ただし、家庭用冷蔵庫を長時間動かすには、ポータブル電源の容量や出力、冷蔵庫の消費電力、外気温、扉の開閉回数などが関係します。
「この容量なら必ず何時間使える」とは言い切れません。
まずできること:
- 停電直後はむやみに開け閉めしない
- 保冷剤を常備する
- クーラーボックスを用意する
- 常温保存できる食品を増やす
- 調理不要の食品を置く
常温食品の備えはこちらです。
非常食セットを比較する場合はこちらです。
マンションでは水とトイレもセットで考える
マンションでは、停電が給水やエレベーターに影響する場合があります。
また、断水や排水管の確認が必要になると、トイレを普段通り使えない可能性があります。
そのため、停電対策と一緒に以下も確認しましょう。
- 保存水
- 給水袋
- 簡易トイレ
- 防臭袋
- ウェットティッシュ
- ごみ袋
保存水の量はこちらです。
マンションのトイレ対策はこちらです。
ポータブル電源を検討しやすい家庭
ポータブル電源は、停電時の安心材料になります。
ただし、価格も保管場所も必要になるため、家庭の目的に合うか確認しましょう。
検討しやすい家庭:
- スマホを複数台充電したい
- 停電時に小型家電を使いたい
- 電気毛布や小型扇風機を使いたい
- マンションで停電対策を厚くしたい
- 高齢の親の家にも備えたい
- 仕事や連絡手段として電源が重要
向いていない可能性がある家庭:
- まず水やトイレが不足している
- 保管場所がない
- 重いものを運びにくい
- 何に使うか決まっていない
- 定期的な充電管理ができない
容量別に候補を見たい場合はこちらです。
買う前に確認したいこと
停電対策グッズを買う前に、以下を確認しましょう。
- 家族人数に対して足りるか
- 何時間、何日分を想定するか
- 電池式か充電式か
- 予備電池やケーブルはあるか
- 停電中に安全に使えるか
- 保管場所に入るか
- 定期点検しやすいか
- 価格、在庫、送料、キャンペーン、商品仕様
特にポータブル電源は、容量、出力、重量、充電時間、対応家電、保管条件が商品によって違います。
購入前に公式サイトや販売ページで最新情報を確認してください。
まとめ
停電時にあると助かるものは、照明、スマホ充電、情報収集、暑さ寒さ対策、保存水、非常食、簡易トイレです。
ポータブル電源は便利ですが、最初に必ず買うものではありません。
まずは、LEDランタン、懐中電灯、モバイルバッテリー、予備電池、水、食料、トイレを確認し、そのうえで必要な家庭だけポータブル電源を検討しましょう。
マンション暮らしの場合は、停電が給水やエレベーターにも影響する可能性があります。
マンション向けにまとめて見直す場合はこちらです。
ポータブル電源を比較したい場合はこちらです。

